さて、ラーメンは何もラーメン屋だけで食べられるとは限らず、ラーメン屋ではないお店で出しているラーメンもある訳で、ちょっとそんなものを紹介。

この日は公休日なので1日のんびりと過ごし、お昼を御前崎で食べることに決める。しかし、お目当てのお店(こちらのお店です)は早仕舞いしたようなので、味わい亭で食べる(こちらの記事は後ほど)。

どうやらこちらのお店、夜もラーメンを提供しているようなので、改めてお店へ向かうことに。

夜の営業開始とともに入店。当然お客は私のみ。ここはお店の屋号から判る通り「お好み焼き屋」。なので一応店主さんに「ラーメンのみのオーダーでも大丈夫ですか?」と聞くと、「大丈夫ですよ」と返事を頂いたので、安心してラーメンを注文することに(笑)

こちらのイチオシは台湾まぜそばのようですが、私は某SNSでちょっと話題になった煮干しラーメンを注文。

先ずは香りから。フワッと煮干しの香りが立ち上がる。うん、これ間違いないね!香りだけで旨いやつだわ。一口スープを飲んでみる。淡麗タイプを想像していたのですが、飲んだ瞬間、私の頭の中で描いていた物が音を立てて崩れる。

ここまで振り切っているとは驚いた。煮干しの旨味、風味、苦味がガツンとくるとても力強いスープ。その味わいは煮干しで有名な静岡中部地区の名店にも引けを取らないくらいのもの。分厚い旨味は層となって積み重なり口の中で余韻がいつまでも続く。塩分濃度も私的には丁度良い感じ。

麺は細麺。こちらはプリッとした食感のタイプのもの。啜り心地がとても良くスープもしっかりと持ち上げてくれる。まぁ敢えて私の好みで言えば、これならパツリ系の方が良いかもしれないような(まぁあくまで私の好みです)。

チャーシューは肉厚なもので軽く鉄板で焼き目をつけています。このチャーシュー、噛むほどに旨いんだよね。メンマは穂先メンマです。

この煮干しの余韻に浸って帰っても良かったのですが、やはりお店のイチオシを食べずに帰る訳にはいかない。

ということで台湾まぜそばを追加発注。辛さを1~5で選べるようですが、今回は辛さで1でオーダー。

醤油が基本の和えダレ。ミンチに使っている甜面醤のコクが溢れ、他店の台湾まぜそばとはまた一味違う味わい。途中で昆布酢やラー油で味変して頂く。意外とあっさりとした仕上げでとても食べやすい印象。辛さ1でオーダーしたのですが、1だと正直あまり辛さを感じないです(辛さには個人差があります)。なので辛さが苦手という方には辛さ1でもイケるかと。

追い飯付きなので最後はライスをダイブさせてクローズ。

お好み焼き屋のラーメンと侮るなかれ、まぜそばは勿論のこと、この煮干し本当にクオリティーが高いです。話しを聞いてみると、掛川方面にあるお店や菊川方面にあるお店から色々と教わっているようですね。なるほど!

これはまた来ないとアカンね。アレもきになるし。

旨いわぁ~!





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こなもん食堂

住所
御前崎市池新田3936-1

時間
11:00~14:00(LO)
17:00~22:00(LO)

定休日
月曜(祝日の場合は翌日)

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あり