ちょっと用事があり京都へ出かけた。その時に、京都のラーメン激戦区と言われている一乗寺へ行ってみようと思い、向かってみた。京都駅から歩いて京阪の七条駅まで。あとは出町柳で乗り継ぎ一乗寺へ。


電車に揺られ暫くすると一乗寺に到着した。どうやら無人駅のようだが、住宅街にある為かそんなに寂しいという感じは無かった。で、電車の中で行くお店は決めていたので、スマホのナビに登録して案内してもらう事に。
本当に便利な世の中になったもんだ! 歩いて3~4分した位だろうか流石は激戦区、ラーメン屋が次々と出てくる まぁ狭い範囲にお店が固まっているような雰囲気か。


ようやく目的のお店に着くが、並んでいたお客さんに「昼の部は終わったみたいですよ」と一言かけられた マジですか と思いながらも教えてくれた人にお礼を言ってお店を後にする。何処にするかなと考えなおすが、一乗寺で行ってみたかったお店の「天天有」にしてみた(一番目立ったのもあったか)。


しかし、確か天天有って夜の営業ではなかったか? と思い調べなおすと、確かに営業時間が19時からに。しかしお店は営業している。とりあえず食べれるなら良いか!と思いお店に入る。入口の所の券売機で食券を買うが、ラーメンとつけ麺だけのようだ。どちらにするか迷ったが、つけ麺ってこの店で聞いた事がなかったので、珍しさからつけ麺にしてみた。食券を渡して席に着く。
待っている間にも次々とお客さんがやって来て、狭い店内は直ぐに満席になった。それから暫くしてラーメンがきた。先ずはつけダレから確認するが。




                    温い




いきなり出鼻を挫かれたような気分。スープは豚骨のようであっさりめにしてあるようだが、正直全くパンチが無い。またかなりオイリーで魚粉も中で舞っているが、魚粉の量のわりには抑え目な感じでカエシもそんなに効いていない。煮干しと謳っているわりには、鰹が効いている。


麺は太麺の縮れたタイプを使用。非常に香り・弾力もあり良い麺なのだが、つけ麺にしては少々長さが足りないように思え食べづらい。


チャーシューは厚めにスライスされたバラ肉で、厚さのわりに柔らかくて良いかと思うが、厚さ・大きさの為か少しクドイように感じた(これは個人の好みであるが)。


ちょっとつけ麺にしてはスープにパンチが無い。麺が凄いしっかりした物を使っているので、スープが麺に完全に負けてしまっている。もっと濃厚にすればだいぶ印象も変わると思うし、麺も生きてくるとは思うが・・・


本当は別のお店で口直しと行きたい所だが、その元気も無く・・・ 大阪へ戻る事に。その帰りの道中に調べてみると、どうやらお昼は「ひるまや」という屋号で営業している事が判った。またスープも昼は豚骨、夜は鶏白湯と変えている事も判った。


再び天天有に行く事はあると思うが、昼の部の「ひるまや」には申し訳ないがもう来ないだろう。またここはつけ麺より、普通のラーメンの方が良さそうだ(つけ麺を頼んでいる人が居なかった)。




         今度来るときは、夜の「天天有」に来たいと思う







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天天有 本店(ひるまや)

住所 京都市左京区一乗寺西杉ノ宮町49

時間 11:00~14:30

定休日 木曜

P なし

夜の部(天天有)

時間 19:00~2:30(月~土)
    18:00~1:30(日祝)

定休日 水曜